2016年の秋頃に発売されたモデルです。
デレステをがっつりプレイしたレビューが見当たらなかったのでレビューを書くことにしました。
購入したのはRAM:3G/ROM:64G/Silverのモデルです。
Xiaomiの端末について
Xiaomiは独自OSとして、MIUIを採用しています。
バッテリーの持ちを改善しているらしいですが、ほぼandroid OSです。
現在の最新版では、日本語にも対応しているので問題ありません。
購入経緯
Xperia Z5を使っていたのですが、デレステを30分以上プレイすると発熱の問題によりまともにプレイできませんでした。
また、中華スマホに興味があったので試しに買ってみることにしました。
購入方法
geekbuyingで購入しました。発送方法はEMSです。
値段は以下の通りです。
Sub Total: USD 279.99
Shipping Cost: USD 9.43
Grand Total: USD 289.42
当初の為替で合計33000円程だったと記憶しています。
5/5に注文→5/17に発送連絡→5/26到着でした。
最低限必要な設定
・カスタムROMの導入(最新のOSでは必要なし)
購入当初はMIUIが日本語に対応していなかったので、カスタムROMであるECRModを導入しました。
手順はここでは記載しませんが、半日くらい掛かった記憶があります。
他にもカスタムROMは豊富にありますので、カスタマイズが好きな方は楽しめると思います。
・バッテリーセーバーの停止
これをやらないと、ゲームがカクつきます。
以下の設定を行うことにより改善します。
電池→アプリの電源使用量を管理→節電モード欄をOFF
外観
iphoneのパクリよく似ているということもあり、デザインは良いと思います。
iphoneだと勘違いされることが多いです。
メリット
・安い
S820/821搭載の機種では当初破格の値段でした。
似たようなスペックのXperia XZが当初simフリーで6万くらいの値段だったので。
RAMも最低3Gついており、通常の使用において問題が出ることはないでしょう。
・サイズの割にディスプレイが広く、軽く、持ちやすい
ベゼルが狭いため、ディスプレイがその分大きく5.25inchとなっています。
さらに、ホーム/タスク/Backボタンが画面外にある仕様の為、ディスプレイを広く使うことができます。
重さも145gなので軽く、丸みを帯びているので大変持ちやすいです。
片手/両手持ち共にXperiaZ5より使いやすいです。
・ヘッドホン端子が付いている
iphoneを始め、最近のスマホにはヘッドホン端子が付いていないことがしばしばあります。
BTを使うとどうしても遅延が発生しますので、デレステ民としてここは外せない要素となります。
ちなみにmi6ではヘッドホン端子は廃止されました・・・。
・ディスプレイ外のボタンが便利
ゲーム起動中、つまり全ディスプレイ使用時にホームボタンやタスクボタンが使えるのは便利です。
ただし、裏を返せばゲームしている時にボタンを誤爆してゲームが中断するということです。
最初の1ヶ月は誤爆しまくりで焦りましたね。
慣れれば問題なく使えると思います。
・タッチパネルの感度が良好
タッチ、フリック共に問題ありません。
デレステのmaster27はフルコンできるレベルです。
それ以上は中の人が対応していないので分かりませんが、タッチで困ることはないと思います。
デメリット
・ディスプレイの発色はそこそこ
体感こんな感じでした。
使用になんら問題はありませんが、Z5と比べると色の深みがないのが気になりました。
・スピーカーの音質が悪い
スピーカーがフロントについていない、かつ1つしかないので音質は悪いです。
大きな音を出すとすぐに音が割れます。
ヘッドホン出力の音質はあっさりした傾向で、解像度もXperiaZ5と同じくらいでしたので悪くないと思います。
なので自分はほとんどヘッドホンを使うようにしていましたが、お風呂上り等でヘッドホンを使用したくない気分の時もあり、その時は音質が気になりました。
・起動できないアプリケーションが存在する
ANiUTa/radikoがダメでした。
理由は軽く調べてみても分からず仕舞いで、回避策もなさそうです。
また、lifelogは起動こそできるものの、バックグラウンドで動作しない為実質使えませんでした。
上記のアプリを日常的に使っている人は注意が必要です。
パズドラ/デレステ/ミリシタ/スクフェス/ゆゆゆい/リステ/ソルゼロ/きらファン/艦これ
あたりは大丈夫です。
・通話できないことがある(mineo(D)sim使用)
これはband開放をしていないのが原因かもしれません。
band開放は色々といじれば出来るのですが、面倒だったのでやりませんでした。
お約束ですが、mi5sは技適を通っていない為、埼玉の家で少し試しただけです。
まとめ
ゲームができる安い端末が欲しいのであれば、ありだと思います。
コストパフォーマンスが素晴らしく、Xperia等の国産がブランド志向の低い海外地域では厳しいことがよく分かりました。
ただし、ネットの情報が少なすぎるので素人にお勧めできるものではないですね。
私はデメリット(特に音)が気になったXperiaシリーズに戻すという結論に至りましたが、得ることも多くなかなか楽しめました。