Mezzo Note

声優とオーディオに関するブログでした。気まぐれに更新中。

大学でつるんでた友達が死んだ

2/17(金)に亡くなった

連絡は来たのは翌日の夜、大学の奴からだった
糖尿病でコロナかかって、肺が弱っていた状態で家に帰る時の登り坂で力尽きたらしい
通行人の人が救急車呼んだときにはもう亡くなっていたとのこと
それって坂登らなければ死ななかったかもしれないってことじゃん
おいおいちょっとマヌケな死に方過ぎやしないか?

 

あいつは変人だったが、いいやつだった
俺が貸したエロゲーを俺以上にやり込んでて、その話を大学でするのが楽しかったな
何とかうぃっちーずを熱心にプレイしてたような気がする
あとライトノベルがすごい好きで、シャナだったか、ルイズだったか、面白いんだぜっていつも話してた
あといつ寝てんだよってレベルでアニメ見てて
まああまり寝てないんだろうね、授業中はいつも寝てて単位落としまくってた留年もしてて草も生えなかった
アルバイトが好きで、船橋校舎の時は寿司屋、お茶の水校舎の時は、ソフマップでバイトしてた
冷やかしにソフマップに行ったら、制服が似合いすぎてて笑った
たまにパチンコに行ってて、大勝ちした時はヨドバシの最上階の高い焼肉屋で奢ってもらった
本人は否定していたが、いつもカレーの匂いを漂わせてるイメージがあり、あいつ=カレーというイメージが、定着しているようだった
大学ではノートPCを常に持ち歩いていた
当時のノートPCはバッテリー込みで5kgほどあったため、かなり大変だったと思うが、いつでもエロゲできるし、音楽プレイヤー(当時はスマホがなかった)の代わりにもなるので、重宝していたらしい
全体的に少し変わったやつだった
俺らのグループでは、あいつが奇妙なことをやり、周りが突っ込むというお決まりの流れがあって、それが楽しかったよ
大学当初から、かなりガタイが良くて、筋トレばっかりしてて筋肉を自慢していたこともあった
筋肉も相まって、暑苦しいやつだった
性格は陰なんだけど、謎の社交性を発揮することもあって良く分からないやつだった

 

俺との出会いは大学一年の時のスポーツの授業だった
スポーツは選択制で、俺たちは筋トレの科目を選んでいた
筋トレは、今で言う陰キャの集いだった
そこでまだ友達がいなかった俺に話しかけてくれたのがあいつだった
3人グループだった、ところに俺を入れてくれて、そっから他の授業でもつるむようになった
1年生の時は校舎が船橋だったから、俺のバイト先まで時間かかるんだが、バイトに間に合うギリギリまで、駅の前で語り合ったりした
当時流行ってたアニメの話をよくしていたような気がする
男二人で夜空の星を眺めたりしたこともあった
あいつは雑学が好きだったから、星座の話をしてくれた
当時お笑い見てて、爆笑オンエアバトルの話をしたような気がする
2年生からは後者が御茶ノ水に代わり、秋葉原が近かったので授業の合間とか、授業の終わりによく遊びに行ったりしていた
俺が彼女と別れた時、落ち込んでた俺の話を、終電ギリギリまで聞いてくれたこともあった
御茶ノ水の校舎の中庭のベンチで、コンビニで買った酒を飲みながら、2月の寒い中なのに付き合ってくれた
そんなこんなでゼミが始まる、3年生の終わりまで俺らはいつも一緒だった
4年になりゼミが始まると、そもそも学校に行くことはなくなったため、頻繁に会うことはなくなったが、それでも月一ぐらいでは遊んでいた気がする
よく秋葉のカラ館でオールしたっけ
あいつはカラオケが好きで、ヒトカラが流行る前からヒトカラに行くようなやつだった
よく流行りの歌屋、電波ソングを歌って盛り上げてくれたっけ
卒業後も、コロナになる前までは、GW夏休み冬休みは、リア充の真似事しようぜってことで、バーベキューや旅行に行くのが、いつのまにか定番になっていた
グループ内にラブライバーが2人いたんで、沼津に付き合ってもらったりしたな
コロナ落ち着いたら、またみんなでご飯や旅行に行くの楽しみにしていた

 

もう四人揃うことはないんだね
今でも信じられないし、何でお前だけがという気持ちがある
なんだかんだ言って、10年後も20年後も、付き合いがあるもんだと思ってたよ
誰も結婚しねーなーとか、健康とかたわいもない話をするんだろう、そうなるのかなって思ってたよ
今は正直心の整理がつかないから、こうやって音声認識で、文章を書いてる
さっき掃除してたら、動揺したのか、キーボードにお茶こぼしちゃってさ
キーボード壊れちゃったかもしれん、LEDがつかないんだ
そんなことより、お前ともう会えないし、喋れないし、やっぱつれえよ
一番楽しかった大学時代を一緒に過ごしてきたやつだからさ
早すぎはしねえか、まだ30半ばだぞ
子供がいたら、まだ育て途中じゃん
そう考えるとやっぱ早すぎるんだよ、しかもなんだよ坂の途中で力尽きたって、家選び失敗してんじゃねーよ

 

これから俺らは、人生100年時代と言われるこの世の中を、まだまだ生きていかなきゃいけないから
お前のことも少しずつ忘れていくんだろうけど、それでも、少しでも忘れないように大学の連中と、思い出話でもしてこうと思う
俺は幽霊とか天国とか地獄とかは信じてないけどさ
もし転生したら、次の人生は、寿命を全うできることを祈ってるよ

今まで一緒に過ごして来てくれてありがとう
アリーヴェデルチ!!

 

昨日音声認識で文章を書かせたものをある程度推敲したものを日記にしました
私は友達が少ないので、親交があった友達がなくなるという経験は初めてしました
特に涙とか出ないんですけど、やるせない気持ちと言うか、何でこいつが死ななきゃいけないんだって・・・悔しい悲しい思いがありますね
人生折り返しが見えてきてる中で、これからどう生きていくか考えることもあるんですけど、やっぱり今は死ねないし、死にたくないと思いました
ただの友達だった、親友でもないし
それでも死ぬと辛いんですね
だから、私の友達、そして家族にね、そういう思いをしてほしくないなって思ったので、私は頑張って生きていこうと思いました
これを読んでくれた皆さんも、是非健康第一で、日々を過ごしていただけたらと思います

 

2/25追記

葬儀に参加

当たり前だが本当に亡くなってた。綺麗な寝顔だった。

最後に顔が見れてよかった。

 

坂道で力尽きる前、からあげ定食大盛り+ごはん大盛+卵を食べていたことがレシートから分かったらしい

食べ過ぎも原因の一つではないかね・・・

お父様もパワフルな人間がこんな形で亡くなるなんてと仰っていたが、本当にそう思う